2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[10p-W834-1~14] 3.5 レーザー装置・材料

2019年3月10日(日) 13:15 〜 17:00 W834 (W834)

戸倉川 正樹(電通大)、古瀬 裕章(北見工大)

16:30 〜 16:45

[10p-W834-13] 水衝突噴流冷却を用いたYb:YAG TRAMレーザーの出力特性

谷口 誠治1、コスロービアン ハイク1、李 大治1、本越 伸二1、藤田 雅之1、井澤 靖和1、西方 伸吾2、森岡 朋也2、濱本 浩一2、池淵 博2、大谷 雄一2、金子 毅2、醍醐 浩之2 (1.レーザー総研、2.三菱重工業)

キーワード:Yb:YAG CWレーザー、全反射型アクティブミラー、水衝突噴流冷却

我々は、常温で駆動する高出力CWレーザーの開発を目標に、ゼロフォノンライン励起および水衝突噴流冷却法を用いたYb:YAG TRAMレーザーの開発を進めてきた。今回、kW級の出力を得るため高励起条件(~2.5 kW)でのレーザー発振実験を行い、吸収パワー2 kWでほぼ1 kWの発振出力が得られた。冷却水温7 ℃でのスロープ効率は0.63であり、18 ℃(常温)時に比べ約5 %増加することがわかった。