2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[11a-M111-1~10] 12.1 作製・構造制御

2019年3月11日(月) 09:00 〜 11:45 M111 (H111)

臼井 博明(農工大)

09:45 〜 10:00

[11a-M111-4] 電場印加した固化ブルー相の硬さ評価

荒内 美沙子1、蛭町 颯太1、古江 広和1 (1.東理大院基工)

キーワード:ブルー相

ブルー相は(Blue Phase:BP)はキラルネマッチク相(N*相)と等方相間に出現する液晶相である.BPは3次元周期構造を自発的に形成する.構造がげっ歯類の歯の構造と類似するため,BPを重合・固化したプラスチックは高い機械的性質を有すると期待されている.
ブルー相の特徴のplatelet組織のドメイン境界は強度低下を引き起こすこと原因となる.そこでBPの機械的性質向上を目的とし硬度測定を行いラビングと電場応答を用いた配向処理の効果を評価した.