2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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[11a-PA5-1~12] 8.2 プラズマ成膜・エッチング・表面処理

2019年3月11日(月) 09:30 〜 11:30 PA5 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[11a-PA5-7] 窒化物半導体の熱電子放出特性におけるアルカリ金属吸着の影響

内田 翔太1、安原 弘一郎1、木村 重哉2、吉田 学史2、荻野 明久1 (1.静大院工、2.(株)東芝)

キーワード:窒化物半導体、熱電子放出、アルカリ金属吸着

エミッタ材料としてアルカリ金属吸着させた窒化物半導体を用い、光照射による光支援熱電子放出およびCsの熱脱離特性を評価した。光照射の有無にかかわらずCs堆積時間が増加するにつれ、放出電流値が増加した。光照射を行わない場合ではCs堆積量を増やすことで電子放出の立ち上がり温度が低下し、エミッタ表面の仕事関数が低減した。光照射時では基板温度上昇とともにCsが脱離し、仕事関数が次第に増加した。