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[11a-PA8-4] パーシステントホモロジーを用いた磁区構造における保磁力支配因子の逆解析
キーワード:磁区構造、パーシステントホモロジー、機械学習
本研究では、モーターのエネルギー変換効率を特徴付ける「保磁力」の支配因子を可視化することを目的に、磁区構造にパーシステントホモロジーを適用した。パーシステントホモロジーは構造における穴のサイズや形状、連結性を記述できる強力な数学的枠組みである。研究では磁区構造からの特徴量抽出を行うと共に、主成分分析を用いた機械学習を適用し、保磁力に寄与する因子を抽出した。その結果、ピニングサイトをデータ駆動的に逆解析することに成功できた。