2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[11a-PA8-1~6] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2019年3月11日(月) 09:30 〜 11:30 PA8 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[11a-PA8-4] パーシステントホモロジーを用いた磁区構造における保磁力支配因子の逆解析

小嗣 真人1,3、山田 拓洋1,3、三俣 千春3、上野 哲朗6、大林 一平3,4、赤木 和人2,3、平岡 裕章2,3,4,5 (1.東京理科大、2.東北大学AIMR、3.MI2I-NIMS、4.理研AIPセンター、5.京都大学、6.量研機構)

キーワード:磁区構造、パーシステントホモロジー、機械学習

本研究では、モーターのエネルギー変換効率を特徴付ける「保磁力」の支配因子を可視化することを目的に、磁区構造にパーシステントホモロジーを適用した。パーシステントホモロジーは構造における穴のサイズや形状、連結性を記述できる強力な数学的枠組みである。研究では磁区構造からの特徴量抽出を行うと共に、主成分分析を用いた機械学習を適用し、保磁力に寄与する因子を抽出した。その結果、ピニングサイトをデータ駆動的に逆解析することに成功できた。