2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[11a-S223-1~10] 13.8 光物性・発光デバイス

2019年3月11日(月) 09:30 〜 12:15 S223 (S223)

篠崎 健二(産総研)

11:30 〜 11:45

[11a-S223-8] (Y:Yb)AGにおける高温でのanti-Stokes発光増強

〇(M2)中山 雄太1、安藤 達人2、寺田 康太1、原田 幸弘1、喜多 隆1 (1.神戸大学、2.パナソニック)

キーワード:希土類添加酸化物、レーザー冷却、マルチフォノン吸収

マルチフォノン吸収を介したアンチストークス発光による固体レーザー冷却は無発熱で物体を冷却出来、極低温を目指して研究されてきた。マルチフォノン吸収確率は試料温度上昇に伴い高くなるため、室温より高温での強いアンチストークス発光が期待できる。本研究では固体レーザー冷却材料(Y:Yb)AGの発光スペクトルを温度297~450 Kで測定し、アンチストークス発光の高温温度依存性を明らかにすることを目的とした。