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[11a-S223-8] (Y:Yb)AGにおける高温でのanti-Stokes発光増強
キーワード:希土類添加酸化物、レーザー冷却、マルチフォノン吸収
マルチフォノン吸収を介したアンチストークス発光による固体レーザー冷却は無発熱で物体を冷却出来、極低温を目指して研究されてきた。マルチフォノン吸収確率は試料温度上昇に伴い高くなるため、室温より高温での強いアンチストークス発光が期待できる。本研究では固体レーザー冷却材料(Y:Yb)AGの発光スペクトルを温度297~450 Kで測定し、アンチストークス発光の高温温度依存性を明らかにすることを目的とした。