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[11a-S622-1] PADC固体飛跡検出器の製造工程変更による形質改良の試み
キーワード:固体飛跡検出器、CR-39
本講演では,固体飛跡検出器の一種であるPADC(CR-39)について,従来の製造工程と異なる方法を試みて得られた結果について報告する.例えば,注型する際の充填量を極微量に制御して注型し,型を加圧後に焼き固めた場合,厚さ5~10 μmの薄膜型のPADCを製造することに成功した.また,真空中で熱硬化させたところ,型材の制限が無くなり,炉の大きさ次第で任意の大きさのPADCを製造することができた.