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△ [11a-W621-7] 配向CNTを用いた導電性と耐摩耗性を有する新奇被膜の開発
キーワード:カーボンナノチューブ、耐摩耗性、ピーニング処理
本研究では、電気自動車やハイブリッド自動車に使われる、大電流コネクタの表面皮膜材として、高強度及び高導電率を有するカーボンナノチューブ(CNT)に注目した。 CNTを従来使用しているAgめっきの代替として接点被膜材として用いることにより、低摩耗かつ低接触電気抵抗が実現できると考えられる。そのため、アルコール化学気相成長法によりCu基板上にCNTを合成し、この被膜構造、摩耗特性及び接触電気抵抗の評価を行った。