2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[11a-W810-1~10] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2019年3月11日(月) 09:00 〜 11:45 W810 (E1001)

丸亀 孝生(東芝)

10:00 〜 10:15

[11a-W810-4] 放射光ナノトモグラフィ法によるヒト脳神経ネットワークの三次元解析

佐藤 夏菜1、刀 さくら1、竹腰 進2、井野元 智恵2、中村 直哉2、新井 誠3、大島 健一3、糸川 昌成3、鳥居 洋太4、久島 周4、入谷 修司4、尾崎 紀夫4、竹内 晃久5、上杉 健太朗5、寺田 靖子5、鈴木 芳生6、De Andrade, Vincent7、De Carlo, Francesco7、雑賀 里乃1、水谷 隆太1 (1.東海大工、2.東海大医、3.都医学総合研、4.名大院医、5.JASRI/SPring-8、6.東大院新領域、7.Argonne Nat'l Lab.)

キーワード:ナノCT、X線、3D

脳の神経回路は、ニューロンの三次元的なネットワークから成っている。本研究では、健常例・統合失調症例を対象に、大型放射光施設SPring-8および米国アルゴンヌ国立研究所Advanced Photon Sourceにおいて、放射光ナノトモグラフィ法による解析を行った。得られたニューロンの構造を検討したところ、神経突起の曲率が個人間で異なり、統合失調症では違いが顕著になることを見出したので報告する。