10:45 〜 11:00
△ [11a-W810-7] 二状態確率遷移モデルによる人工ニューロンの基礎理論
キーワード:人工ニューロン、超伝導量子干渉計、二状態確率遷移モデル
人工知能を支える人工ニューラルネットワークの構成要素である非線形信号応答を示す人工ニューロンは,これまで半導体や超伝導回路で実装されているが,理論的基盤は明確でなかった.そこで,本研究では確率遷移理論を用いて人工ニューロンの理論的基盤を確立した.さらに超伝導量子干渉計(SQUID)を用いた人工ニューラルネットワークにこのモデルを応用し,既存技術で超伝導量子人工ニューロンが実現できる具体的な提案を行った.