2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[11a-W933-1~11] 6.6 プローブ顕微鏡

2019年3月11日(月) 09:00 〜 11:45 W933 (W933)

山田 豊和(千葉大)

09:00 〜 09:15

[11a-W933-1] 走査型熱振動顕微鏡法における測定時間短縮

戸野 博史1、小林 圭1、木村 邦子1、山田 啓文1 (1.京大工)

キーワード:表面下構造、原子間力顕微鏡

走査型熱振動顕微鏡法(STNM)は、接触状態にあるカンチレバーの熱雑音スペクトルから表面下構造を可視化する手法であり、励振機構のスプリアスの影響がないため、表面下構造可視化メカニズムの解明に有効な手段である。しかしながら、測定時間が長大であり、熱ドリフトの影響やカンチレバー接触圧の経時変化などの問題がある。本研究では、測定パラメータの最適化によりSTNMの測定時間短縮を試みたので、その結果について報告する。