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[11a-W933-1] 走査型熱振動顕微鏡法における測定時間短縮
キーワード:表面下構造、原子間力顕微鏡
走査型熱振動顕微鏡法(STNM)は、接触状態にあるカンチレバーの熱雑音スペクトルから表面下構造を可視化する手法であり、励振機構のスプリアスの影響がないため、表面下構造可視化メカニズムの解明に有効な手段である。しかしながら、測定時間が長大であり、熱ドリフトの影響やカンチレバー接触圧の経時変化などの問題がある。本研究では、測定パラメータの最適化によりSTNMの測定時間短縮を試みたので、その結果について報告する。