[11p-PB1-1~40] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[11p-PB1-17] 銀のランダムナノ微粒子構造を用いたプラズモニックカラー

〇(B)長谷川 遼¹、中村 俊樹¹、村尾 文弥¹、松山 哲也¹、和田 健司¹、岡本 晃一¹ (1.阪府大院工)

キーワード：プラズモニクス

局在型表面プラズモン共鳴(LSPR)は，金属ナノ微粒子の大きさや形状によって共鳴ピーク波長を制御できる．我々はスペーサー層を介した鏡面基板上に熱処理をすることで形成したランダム構造によって，可視の波長領域におけるLSPRスペクトルを制御し，プラズモニックカラーの制御が可能であることを実証したので報告する．有限差分時間領域計算と実験結果がよい一致を示しており，緑～赤色領域の発光増強に応用可能であると期待できる．