[11p-PB1-1~40] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[11p-PB1-30] 磁気カイラルメタ表面による光領域での非相反性

〇大西 庸嵩¹、冨田 知志¹、黒澤 裕之²、柳 久雄¹ (1.奈良先端大先端、2.情報通信研究機構)

キーワード：メタマテリアル、非相反性、平面カイラル構造

金属-絶縁体-金属の3層構造を持つ平面カイラル構造体は、光領域において強い光学活性を示すことが知られている。今回我々は、平面カイラル構造に磁性体を組み込むことで、可視光から赤外光領域において偏光無依存・方向依存複屈折(磁気カイラル効果)が発現することを、数値計算で明らかにした。本研究は新しい非相反な平面光学素子をもたらすと期待される。