2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[11p-PB1-1~40] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2019年3月11日(月) 13:30 〜 15:30 PB1 (武道場)

13:30 〜 15:30

[11p-PB1-35] 光水素センサにむけたYおよびWO3プラズモン材料の開発

紅 貴朗1、山作 直貴1、荒川 太郎2、岡崎 慎司2、西島 喜明2 (1.横国大理工、2.横国大工)

キーワード:水素センサ、プラズモン材料

次世代の主要なエネルギーとして水素の利用が注目されている. 一方で, 水素は可燃性の高い気体であり, 安全に使用するには漏洩時の速やかな検知が必要である. 現在, 様々な水素センサが提案されているが, 本研究室では局在表面プラズモン(LSP)を用いた水素センサの実現を目指している. LSPを励起させる構造として, 基板上にナノサイズの金属の円盤を周期的に配置したナノディスクアレイ(NDA)構造があり, 私たちはプラズモン吸収が行える構造および材料についての研究を行ってきた. 近年YやWO3の薄膜を用いた水素センサが実証されてきており, 本研究室でもプラズモンを用いた水素センサを実証してきた. 本研究ではNDAをYやWO3を用いることで今までにない光水素センサの製作および水素センサとしての性能の評価を行った.