2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[11p-PB1-1~40] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2019年3月11日(月) 13:30 〜 15:30 PB1 (武道場)

13:30 〜 15:30

[11p-PB1-36] Au海とAu島間に自動形成する高感度SERS活性ナノギャップ

篠塚 啓1、沈 凌峰1、大 紘太郎1、得能 寿子1 (1.王子HD)

キーワード:表面増強ラマン散乱、ナノギャップ、融点降下

Au海島構造における海部をAuで形成する検討を行い、Auの表面張力によって海部と島部の境界に幅約10nm以下のナノギャップが自動的に形成されることを見出した。ラマン散乱強度を測定したところ、新規Au微細構造体のEnhancement Factorは109台となり、一般的な離散的金属海島構造の107台より2桁増加した。