2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[11p-PB2-1~9] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

2019年3月11日(月) 13:30 〜 15:30 PB2 (武道場)

13:30 〜 15:30

[11p-PB2-6] 二重テーパー化コアとテーパー化クラッドを有するファイバープローブの作製

物部 秀二1、狩野 知哉1、小平 典1 (1.東洋大理工)

キーワード:光ファイバー、エッチング、近接場光学

近接場光学ファイバープローブのアスペクト比を向上させるため,テーパー化されたクラッドと二重テーパー化されたコアを有する光ファイバープローブの作製法を提案する.この方法は4工程(1)クラッドのテーパー化,(2)テーパー終端部の中空化,(3)中空構造の平坦化と第一テーパーの形成,(4)第二テーパーの形成からなる.作製されたプローブのテーパー化クラッド終端部の直径は4.5μmであり,アスペクト比は0.7である.断面直径20μm以上の円筒状クラッド端の中心に二重テーパー化コアが形成された従来の二重テーパー化プローブに比べて,アスペクト比が向上したことがわかる.