[11p-S221-1~13] 12.5 有機太陽電池

△ [11p-S221-10] フッ素を導入したナフトビスチアジアゾール系ポリマーを用いた太陽電池における曲線因子の膜厚依存性

〇(DC)福原 友裕¹、斎藤 慎彦²、玉井 康成^1,3、キム ヒョンド¹、尾坂 格²、大北 英生¹ (1.京大院工、2.広大院工、3.JSTさきがけ)

キーワード：高分子太陽電池、曲線因子、二分子再結合

高分子太陽電池において、一般に曲線因子（FF）は厚膜ほど低下する。本研究では、フッ素導入によってFFの膜厚依存性が変化する、ナフトビスチアジアゾール系ポリマーを用いた太陽電池について、過渡光起電力・過渡光電流測定を行い、二分子再結合損失の評価を行った。その結果、厚膜で高いFFを実現するためには、二分子再結合を抑制するとともに、電荷輸送に適したモルフォロジーを保つ必要があることが示唆された。