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[11p-S321-8] 可視光用超伝導転移端センサの評価
キーワード:超伝導転移端センサー、単一光子検出器
単一光子のエネルギーを測定可能な超伝導転移端センサ(Transition edge sensor; TES)は、次世代量子情報通信やバイオへの応用が期待されている。特にバイオ分野では波長分解能向上がもとめられている。そのためにはまず、TESの複素インピーダンス測定による動的特性評価による性能評価を行う必要がある。可視光用TES検出器は時定数が速い(1 us以下)ため、数十MHzまで測定する必要がある。一方で、極低温用読み出しケーブルに制約があるため、高周波(約1 MHz以上)での測定が難しい問題があった。これを解決するために、超伝導同軸ケーブルを導入して100 MHzまで測定した。これらの結果を発表・議論する。