[11p-S423-1~18] 11.1 基礎物性

[11p-S423-12] 超伝導体共振器によるFeSe_1-xTe_x超伝導体薄膜の磁場侵入長測定

〇(M1)中村 奏太¹、黒川 穂高¹、中島 直哉¹、石川 智也¹、色摩 直樹¹、小川 亮¹、荒木 友輔¹、鍋島 冬樹¹、上野 和紀¹、前田 京剛¹ (1.東大院総合)

キーワード：超伝導、マイクロ波、鉄系超伝導体

FeSe_1-xTe_x薄膜は構造相転移が消失する点で転移温度に急激な上昇がみられる。FeSe_1-xTe_x薄膜の超伝導状態について理解を進めるため、超伝導ギャップの構造と密接に関わりがある磁場侵入長の測定を行った。構造相転移を示す試料x=0.2ではラインノード、消失した試料x=0.4ではノードレスを示唆する振舞いが観測され、超伝導ギャップ構造に違いがみられた。当日はより多くの組成についての結果を報告する。