[11p-W242-1~6] エネルギーハーベスティングの新展開

[11p-W242-2] 量子化学計算を用いた高電子親和力官能基を持つアモルファスフッ素ポリマーエレクトレットの開発

〇金 善右¹、鈴木 邦子¹、鈴木 雄二¹ (1.東京大学)

キーワード：エネルギーハーベスティング、エレクトレット、量子化学

エレクトレットを用いた静電誘導型振動発電は，環境中の低周波振動を効率よく電力に変換可能である．発電器のさらなる高出力化のためには，高い表面電荷密度と電荷保持力を有するエレクトレットが必要である．本研究では，量子化学計算を用いてアモルファスフッ素ポリマーCYTOPの電子トラップ状態を解析した．また，解析結果に基づき，CYTOPをベースにした新しいエレクトレット材料を提案し，既存材料よりも優れた性能を示すことを明らかにした．