[11p-W621-1~18] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[11p-W621-13] 紡績可能な細径CNT合成に向けた初期成長時の触媒粒子径制御

〇(D)井上 寛隆¹、中川 智広¹、羽田 真毅^1,2、西川 亘¹、山下 善文¹、林 靖彦¹ (1.岡大院自然、2.筑波大)

キーワード：カーボンナノチューブ、化学気相成長、乾式紡績法

本研究では，紡績可能となるカーボンナノチューブ(CNT)の細径化を目的とした．低温粒子化プロセスの温度と，炭素源ガスを導入しながら昇温するプロセスの昇温速度をコントロールし，触媒粒子サイズの制御を試みた．その結果，触媒粒子径がCNT成長開始温度に達するタイミングで適切なサイズになるよう，粒子化温度と昇温速度を制御することが重要であることが分かった．