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△ [11p-W631-11] GaInAsPフォトニック結晶ナノレーザのイオントロニクス制御
キーワード:フォトニック結晶ナノレーザ、光電気化学回路、イオントロニクス制御
フォトニック結晶ナノレーザを作用電極とした光電気化学回路を形成し,バイアス電圧を印加することで発振波長や出射強度を制御できることを実証した.この現象は半導体-溶液界面に形成される水の電気二重層におけるポッケルス効果によって波長が,表面再結合によって強度が変化すると説明された.これを用いてナノレーザバイオセンサのセンシング感度の最大化や,センシングの安定性や再現性の向上が期待される.