17:30 〜 17:45
△ [11p-W631-14] フォトニック結晶レーザーの自励パルス発振の高出力化に向けた検討(II)
キーワード:フォトニック結晶レーザー、短パルスレーザー、自励パルス発振
フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド端共振作用を用いた面発光型の半導体レーザーである。我々はこれまで、PCSELのナノ秒以下の短パルス・高ピーク出力動作の実現に向け、電流注入領域の内側に可飽和吸収領域を配置したPCSELにおける自励パルス発振動作を検討してきた。今回は自励パルス発振のピーク出力向上を目指し、可飽和吸収領域の分布の検討を行い、より高いピーク出力の実現が可能なデバイスの作製および評価を行ったので報告する。