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[11p-W631-15] ニューラルネットワークを用いたフォトニック結晶ナノレーザの構造最適化
キーワード:フォトニック結晶、Q値、ニューラルネットワーク
我々は,GaInAsPフォトニック結晶 (PC) H0型ナノレーザを開発し,バイオセンサに応用してきた.今回はニューラルネットワーク (NNW) を用いて,H0型ナノレーザの構造を最適化し,Q値向上を試みた.PCの13個の円孔のx, y方向のシフト量を入力として,Q値を出力とし,それらのデータセットを3200個収集した.そのデータセットからNNWを学習させ,得た最適構造を実際に計算で確認したところ,当初のQ値は16,500だったが,最終的なQ値は118,300まで向上した.