[11p-W631-1~17] 3.11 フォトニック構造・現象

[11p-W631-8] 大規模な多数穴変調によるH1スロットナノ共振器の水中での高Q/V化

〇倉持 栄一^1,2、Martel Theo²、北 翔太^1,2、谷山 秀昭^1,2、新家 昭彦^1,2、納富 雅也^1,2 (1.ＮＴＴ ＮＰＣ、2.ＮＴＴ物性基礎研)

キーワード：フォトニック結晶、ナノ共振器、バイオセンサ

サブ波長サイズの中心ナノスロット内に電界を集中できる特長を有するフォトニック結晶H1スロットナノ共振器において、スロット周囲の３０個の穴をシフトさせ位置を最適化することにより、水中で共振器モード体積を前回報告の半分以下の０．０２３（波長／屈折率の三乗）未満に抑制しつつ従来と同等以上の共振器Q値を実現する設計を電磁界解析により見出した。また同共振器が純水中で２万以上のQ値を示すことを実験で確認した。