[11p-W631-1~17] 3.11 フォトニック構造・現象

[11p-W631-9] 二重格子フォトニック結晶レーザーの発振特性に与える格子点構造の影響

〇吉田 昌宏¹、De Zoysa Menaka¹、石﨑 賢司¹、田中 良典¹、初田 蘭子¹、和泉 孝紀¹、榎 健太郎¹、野田 進¹ (1.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶、半導体レーザー、フォトニック結晶レーザー

フォトニック結晶レーザーは，活性層近傍に配置した2次元フォトニック結晶のバンド端共振効果を活用した大面積コヒーレント半導体レーザーである．これまでに，高出力・高ビーム品質(=高輝度)動作を可能とする二重格子フォトニック結晶を提案・開発し，10 W級の高出力・高ビーム品質動作を実証することに成功している．今回，本レーザーの更なる輝度増大に向けて，二重格子構造がもつ多くの設計自由度がレーザー特性に与える影響を理解すべく，格子点空孔の大きさ・空孔間距離などを系統的に変化させ，レーザー特性を理論・実験的に検討したので報告する．