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[12a-M116-8] 中空フォトニック結晶ファイバーを用いた超短パルスレーザー分子光変調器の開発
キーワード:中空フォトニック結晶ファイバー
本研究の目的は、気体水素を充填したHC-PCFを用いた分子光変調器を開発し、数10 THzの高い変調周波数を達成することである。水素を充填したHC-PCF内にポンプ光とプローブ光を入射するとポンプ光の波長から水素の回転周波数だけシフトしたサイドバンドが生じることが確認できた。これはプローブ光をシード光としたラマン増幅が生じているためであり、分子光変調を達成するためには、位相整合条件を合わせるなどのさらなる改善が必要である。