2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[12a-PA2-1~6] 3.6 超高速・高強度レーザー

2019年3月12日(火) 09:30 〜 11:30 PA2 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[12a-PA2-4] InP/InGaAsP量子井戸における音響フォノン周波数シフトの観測

〇(B)校條 健太1,2、日達 研一1、石澤 淳1、西川 正2、後藤 秀樹1 (1.NTT物性研、2.東京電機大)

キーワード:ポンプ・プローブ分光、フォノン、量子井戸

通信用半導体レーザーの材料であるInP/InGaAsP量子井戸の音響フォノン振動を,波長780 nmのファイバーレーザー光源を用いたポンプ・プローブ分光法により観測した.フォノン振動の周波数が約150 psの周期でシフトすることが明らかになった.この現象について,量子井戸層の厚さとフォノン伝搬速度の関係から,フォノンが一部反射していると推察した.