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[12a-W631-3] ナノワイヤ誘起シリコンフォトニック結晶ナノ共振器を使った全光スイッチ
キーワード:フォトニック結晶、ナノワイヤ、全光スイッチ
高速な信号処理は将来の光チップ内でのデータ通信において重要な役割を果たす。これまで我々は高速に動作するナノワイヤレーザ[1]やLED[2]を実証した。本研究では、シリコンチップの一部に化合物半導体ナノワイヤを集積したハイブリッド構造を用いて、全光スイッチを作製した。ナノワイヤは、その径が100 nm程度と波長に比べてサイズと小さく、室温では非発光再結合が大きいので、高速にキャリアを結合できる。またバンドフィリング効果も期待できるため、共振器設計次第で低エネルギー・高速なスイッチングが期待できる。
[1] M. Takiguchi, et.al., APL Photonics, 2, 046106 (2017)
[2] M. Takiguchi, et.al., Appl. Phys. Lett., 112, 251106 (2018)
[1] M. Takiguchi, et.al., APL Photonics, 2, 046106 (2017)
[2] M. Takiguchi, et.al., Appl. Phys. Lett., 112, 251106 (2018)