2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[12a-W833-1~8] 1.1 応用物理一般・学際領域

2019年3月12日(火) 10:00 〜 12:00 W833 (W833)

面谷 信(東海大)、松谷 晃宏(東工大)

11:45 〜 12:00

[12a-W833-8] ヴァイオリン演奏における擦弦位置及び弓の傾斜と音色の関係について

松谷 晃宏1 (1.東工大)

キーワード:ヴァイオリン

ヴァイオリンなどの擦弦楽器の演奏では運弓技術はたいへん重要である.前回までに弓の顫動に関する実験結果を報告し,弓の傾斜が顫動抑制に有効であることを検証した.ところで,チェロにおける擦弦位置の駒からの距離と擦弦力の関係を報告されているが,Galamianの教則本にも記述されているように演奏者は擦弦時に弓の傾斜も考慮している.言い換えれば,擦弦位置と擦弦力の関係にも弓の傾斜をパラメータとして考慮する必要がある.今回は,ヴァイオリン演奏における擦弦位置及び弓の傾斜と音色の関係について系統的に実験を行ったので報告する.