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[9a-PA1-9] 化学量論組成フルホイスラー合金Fe2TiSn焼結体のp型熱電特性
キーワード:熱電変換
Fe2TiSnは第一原理計算から高いSが予測されているが、κはBi-Te系と比べ約7倍程度高くκの低減が課題である。本研究は、目的形状に加工が容易で、偏析の少ない緻密な試料作製が可能な粉末冶金法に着目し、ミリング時間を調整し機械的に均一化した粉体から焼結体試料を作製した。特に、結晶粒微細化を制御し、結晶粒界でのフォノン散乱を促進させ、Fe2TiSn焼結体のκの低減を図り、熱電特性向上を目的とする。