[9a-PA2-1~40] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[9a-PA2-33] 赤外プラズモン共鳴からみたCNT薄膜におけるトンネリング伝導の検証

大井 かなえ¹、河合 壯¹、〇野々口 斐之^1,2 (1.奈良先端大物質、2.JSTさきがけ)

キーワード：カーボンナノチューブ、トンネリング、プラズモン共鳴

一般的なバンド伝導（s = eμN）に対し、トンネリング伝導の範疇ではフェルミ準位変調に対し指数関数的に導電率が変化する[1]。カーボンナノチューブ（CNT）薄膜はトンネリング伝導を示すことが知られているが、その直接的な証明は多くなされていない。本研究ではプラズモン応答とキャリア密度の関係に着目し、酸化ドーピングに対する半導体性CNT膜のキャリア密度－電気伝導性の関係を調査した。