2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[9a-PA3-1~10] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2019年3月9日(土) 09:30 〜 11:30 PA3 (屋内運動場)

09:30 〜 11:30

[9a-PA3-6] 直径分布に依存した半導体性カーボンナノチューブ薄膜の熱電特性

幸本 洵一1、後藤 千草1、河合 壯1、野々口 斐之1,2 (1.奈良先端大物質、2.JST さきがけ)

キーワード:カーボンナノチューブ、半導体、熱電変換

カーボンナノチューブ(SWNT)は低次元熱電輸送の研究対象とみなすことができる。SWNTはカイラリティ(螺旋度)が異なると半導体性や金属性、さらには異なるバンドギャップなど異なる物性を示す。近年半導体性SWNTの優れた熱電特性が報告されているが、個々の直径分布との関係性は実験的に解明されていない。本研究では導電性高分子により抽出された直径分布の異なる半導体性SWNT薄膜を作製し、その熱電特性を調べた。