[9a-S222-1~10] 12.5 有機太陽電池

[9a-S222-2] フッ素系ポリマー混成ペロブスカイト太陽電池の作成と評価

〇(M1)守屋 佑馬¹、石川 良¹、上野 啓司¹、白井 肇¹ (1.埼玉大院理工)

キーワード：ペロブスカイト、フッ素系ポリマー、パッシベーション

Pb-Perovskiteを光吸収層に用いた有機-無機ハイブリッド太陽電池の中で，光電特性の向上にペロブスカイト層とSpiro-OMeTAD層との界面にPolymethylmethacrylateを積層して膜質を改善する手法が報告されているが，Spiro-OMeTADの溶媒であるChlorobenzene(CB)に対し可溶であることから技術的難易度が高い．そこで我々は，CBに不溶であるフッ素系ポリマーpoly(vinylidene fluoride-tetrafluoroethylene) (P(VDF-TeFE))を前駆体溶液に加えたP(VDF-TeFE)混成ペロブスカイト薄膜を一段階法で作成し報告した．本研究では，構造の異なるフッ素系ポリマーpoly(vinylidene fluoride-trifluoroethylene)を用い，同様の手法で薄膜及び太陽電池を作成・評価する．