[9a-S421-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

[9a-S421-9] 超薄膜還元型酸化グラフェンを用いた抵抗式高感度アセトンセンサ

〇杉浦 弘晃¹、高野 晃佑¹、伊東 栄次¹、小野 博信²、郷田 隼² (1.信州大工、2.日本触媒)

キーワード：グラフェン、ガスセンサ

高感度アセトン検出は糖尿病患者の早期検出と予防に効果があると期待されている。近年、還元されたグラフェン酸化物(rGO)が、特有の分子構造からガス検出の有望な候補物質として大きな関心を集めている。本研究ではグラフェンが表面の変化に敏感なため1層ずつ製膜するのに有効な交互吸着法を用いてグラフェンのガスセンサ応答を調べた。また，呼気には数万 ppm に相当する水蒸気が共存することから湿度の影響についても検討した。