2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[9a-W321-1~11] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2019年3月9日(土) 09:00 〜 12:00 W321 (W321)

知京 豊裕(物材機構)

10:45 〜 11:00

[9a-W321-7] マテリアルズイオンフォマティクスから見出されたAE(TM)2Bi2O9 (AE: Ca, Sr, Ba, TM: Nb, Ta)系酸化物イオン伝導体の合成と評価

田島 伸1、大庭 伸子1、鈴村 彰敏1、増岡 優美1、旭 良司1 (1.㈱豊田中研)

キーワード:マテリアルズインフォマティクス、酸化物イオン伝導体、機械学習

マテリアルズインフォマティクス(MI)による酸化物イオン伝導体の探索を行った。29種類の既知の材料データを利用して、特徴量を抽出して記述子とし、無機結晶構造データベース(ICSD)に登録された約13,000件の酸化物の酸化物イオン伝導度を予測することで、バーチャルスクリーニングを行った。その結果、高伝導度候補材料群としてAE(Nb or Ta)2Bi2O9系(AE、アルカリ土類:Ca, Sr, Ba)が選定された。この候補材料群を合成・評価して、我々のMI予測の有効性を実験的に検証した。