[9a-W621-1~12] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[9a-W621-7] プラズモニックアレイによる蛍光増強と指向性白色生成

鎌倉 涼介¹、〇村井 俊介^1,2、藤田 晃司¹、田中 勝久¹ (1.京大院　工、2.JSTさきがけ)

キーワード：固体照明

プラズモニックアレイは，光回折と局在表面プラズモンを同時励起することで強く光と相互作用する金属ナノ構造である．本発表では，この特徴を活かし，高い量子収率の蛍光体層とプラズモニックアレイの組み合わせによるフォトルミネッセンス(PL)の強度増強と放射方向の制御について述べる．特に蛍光板と組み合わせ青色光源で励起することで、青色励起光の黄色蛍光への高効率変換と擬似白色光生成を実現した．