2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[9a-W631-1~12] 3.7 レーザープロセシング

2019年3月9日(土) 09:00 〜 12:15 W631 (W631)

谷 峻太郎(東大)、長谷川 智士(宇都宮大)

09:15 〜 09:30

[9a-W631-2] 超短パルスレーザー照射によるLIPSS形成のパルス幅依存性

〇(M1C)吉川 秀亮1、宮川 鈴衣奈1、Lim Hwan Hong2、平等 拓範2,3、江龍 修1 (1.名工大.院、2.分子研、3.理研RSC)

キーワード:超短パルスレーザー、ナノ周期構造、LIPSS

レーザー波長の半分以下の周期をもつレーザー誘起周期構造(Fine-LIPSS)は、様々な応用が期待されており、フェムト秒オーダーのパルスレーザーでのみ形成が報告されてきた。本研究ではパルス幅をフェムト秒からナノ秒オーダーで変化させ、レーザーパルス幅とパルス積重数がLIPSS形成に与える影響を調べた。450fsでは約300nm周期のFine-LIPSS、500psでは約300nm周期のFine-LIPSSと約700nm周期のLIPSS、1nsでは約700nm周期のLIPSSのみ形成され、2.5nsでの照射ではLIPSSは形成されなかった。