[9p-M111-1~11] 量子センシング　～　究極の感度を求めて　～

[9p-M111-11] 超伝導NbTiNナノワイヤを用いた単一光子検出技術の開発

〇三木 茂人^1,2、宮嶋 茂之¹、藪野 正裕¹、知名 史博¹、山下 太郎^3,4、寺井 弘高¹ (1.情通機構、2.神戸大、3.名大、4.JSTさきがけ)

キーワード：超伝導ナノワイヤ単一光子検出器、単一光子検出器、窒化ニオブチタン

超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(Superconducting Nanowire Single Photon Detector; SSPD)は，紫外から中赤外におよぶ広帯域領域において高い検出効率を有し，低暗計数率，低タイミングジッタ，高計数率を実現することのできる光子検出器として注目されており，既に量子暗号鍵配送試験や様々な量子情報通信技術，生細胞観察，長距離レーザ光通信など様々な応用技術への適用がなされている．本発表では我々がこれまで行ってきた，超伝導窒化ニオブチタン(NbTiN)薄膜を用いたSSPDの研究開発状況について報告する．