2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 超高速・高強度レーザー

[9p-M135-1~17] 3.6 超高速・高強度レーザー

2019年3月9日(土) 13:15 〜 18:00 M135 (H135)

石澤 淳(NTT)、大久保 章(産総研)、山根 啓作(北大)

16:45 〜 17:00

[9p-M135-13] 単層カーボンナノチューブフィルムを用いた全偏波保持双方向デュアルコムファイバレーザー

齋藤 秀人1、山中 真仁1、榊原 陽一2、面田 恵美子2、片浦 弘道2、西澤 典彦1 (1.名大院工、2.産総研)

キーワード:ファイバレーザー、デュアルコム

単一の発振器で2つのコムを生成するデュアルコムファイバレーザーは,デュアルコムシステムを大きく簡素化でき,またコム間の相対的な安定性も優れるため,注目を集めている.今回我々は高い安定性が期待できる,全偏波保持かつ全ファイバ型のデュアルコムファイバレーザーの開発に初めて成功した. 2つの出力のスペクトルはほぼ同一である.デュアルコムモード同期動作の安定性は高く,周波数差も安定性に優れている.