2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[9p-PA2-1~29] 12.4 有機EL・トランジスタ

2019年3月9日(土) 13:30 〜 15:30 PA2 (屋内運動場)

13:30 〜 15:30

[9p-PA2-20] 第一生体窓における有機半導体材料の近赤外発光特性評価

森本 勝大1、中 茂樹1 (1.富山大院理工)

キーワード:近赤外、発光、生体窓

近赤外吸収が報告された有機半導体材料(BODIPY-Ph)を用いて、材料濃度や分子状態の違いによる第一生体窓(700-1000 nm)での近赤外発光特性を評価した。PL特性結果から単層薄膜は非発光である一方で、希釈溶液やホスト分子(TPD)へのドープ膜では明確なPL (700-800 nm)を確認した。これはBODIPY-Phの直接励起に起因しているが、各材料のエネルギーギャップや吸収・発光波長帯を考慮するとTPDからのエネルギー移動による発光についても期待できる。