2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

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[9p-PB1-1~80] 10 スピントロニクス・マグネティクス(ポスター講演)

2019年3月9日(土) 13:30 〜 15:30 PB1 (武道場)

13:30 〜 15:30

[9p-PB1-61] GdCl3水溶液中で磁気浮上した球状蓄光材料の非接触光回転操作

岡野 佑亮1、種部 千遥1、大澤 正久1、廣田 憲之2、池添 泰弘1 (1.日本工大、2.物質・材料研究機構)

キーワード:磁気アルキメデス効果、磁気浮上、蓄光材料

希土類元素をドープした蓄光材料にUV光照射をすると希土類元素イオンの価数が変化し、磁気モーメントも変化する為、磁化率が変化する。我々は、磁気アルキメデスの原理を用いて常磁性のGdCl3水溶液中で蓄光材料を磁気浮上させた状態でUV光照射をすることで並進的な非接触操作に成功した。本研究では、この原理を応用し、磁気浮上状態である蓄光材料の形状を3次元にし、蓄光材料の1部にUV光照射をすることで回転させることを試みた。