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[9p-PB2-12] CFRP付着シリコーンオイルのLIBS法による検出
キーワード:レーザー誘起ブレークダウン分光
近年の構造接着技術の発展にともなって、接着前の被着体表面の汚染の有無を製造現場で迅速に検査する手法が求められている。レーザー誘起ブレークダウン分光(LIBS)法は、大気圧条件下で非接触に実施可能な多元素同時分析法であり検査手法として有望である。本研究では、軽量部材として重要なCFRP基材上にシリコーンオイルを微量塗布した試料について、樹脂層に直接吸収がある紫外レーザーパルスを用いた場合、直接吸収の無い近赤外レーザーパルスを用いた場合の付着シリコーンオイル検出について検討した。