2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[9p-S321-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2019年3月9日(土) 13:45 〜 18:00 S321 (S321)

小栗 和也(東海大)、佐藤 正志(東海大)、原 一広(九大)

15:15 〜 15:30

[9p-S321-6] Au-Pd合金の水素吸蔵メカニズムと水素センサへの応用

黒津 拓馬1、山作 直貴1、岡崎 慎司1、荒川 太郎1、西島 喜明1、Armandas Balcytis2、Saulius Juodkazis2 (1.横国大院工、2.スインバーン工大)

キーワード:水素センサ

近年水素の有効利用が促進されている。水素を安全に運用するため高性能な水素センサが必要であるが、従来センサは過熱が必要であり、安全な水素センサの開発が求められている。我々はPdやAu-Pd 合金と水素との反応を利用したプラズモンセンサを開発している。秋期学術講演会で合金薄膜を100%の高濃度水素に曝露(過剰曝露)させると薄膜の構造が大きく変化し、感度・応答速度が向上する事を報告した。本研究ではさらに、過剰曝露時のAu-Pd合金の構造変化メカニズムの解明について報告する。