2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[9p-W351-1~12] 9.4 熱電変換

2019年3月9日(土) 13:45 〜 17:00 W351 (W351)

阿武 宏明(山口東理大)、高尻 雅之(東海大)

14:00 〜 14:15

[9p-W351-2] 高分子の酸化還元ポテンシャルの温度係数

岩泉 滉樹1、菅野 友嗣2、安田 剛4、下位 幸弘5、小林 航1,2,3、守友 浩1,2,3 (1.筑波大数物科、2.筑波大理工学群、3.筑波大数物系、4.物材機構、5.産総研)

キーワード:起電力の温度係数、高分子、三次電池

我々は、熱エネルギーで自己充電を行う「三次電池」を提案している[1][2]。「三次電池」の実用化のためには、酸化還元電位の温度変化(α)が大きな物質の探索・開発・設計が重要である。熱力学的には、αは反応前後の系全体のエントロピーの差を素電荷で除したものに等しい。今回、我々は高分子材料に着目し、いくつかの高分子に対してαを決定した。