[9p-W833-1~9] 陽電子回折による表面科学の新展開と高速化データ駆動科学

[9p-W833-1] KEK物構研低速陽電子実験施設の陽電子回折ステーション

〇兵頭 俊夫¹ (1.KEK物構研)

キーワード：陽電子回折、表面、構造解析

陽電子回折、すなわち全反射陽電子回折(TRHEPD, トレプト)と低速陽電子回折（LEPD、レプト）は、表面感度が最も高い原子配列解析手法である。ともに、高強度ビームを使った世界唯一の装置がKEK物構研で稼働している。特にTRHEPD は純日本発の手法であり、すでに多くの成果が挙がっている[1]。本講演では、測定に必要な高輝度陽電子ビームの製法と、それを用いた最近の成果を紹介する。 [1] 兵頭俊夫、固体物理2018年11月号p.141.