2019年第66回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[9p-W834-1~12] 1.6 超音波

2019年3月9日(土) 13:15 〜 16:30 W834 (W834)

垣尾 省司(山梨大)、近藤 淳(静大)

13:15 〜 13:30

[9p-W834-1] [講演奨励賞受賞記念講演] 縦型リーキーSAWを用いたチャネル光導波路型音響光学変調素子

波切 堅太郎1、鈴木 雅視1、垣尾 省司1 (1.山梨大学)

キーワード:縦型リーキー弾性表面波、光導波路、接合構造

本報告では,縦型リーキーSAW(LLSAW)を用いたチャネル光導波路型AOMを設計した結果について報告する.まず,導波光のパワーフローを考慮し,LiNbO3(LN)のカット角の最適化を行い,光導波路形状をビーム伝搬法により設計した.理論解析により115°回転Yカット90°X伝搬LNにおいて,LN薄板/水晶接合構造上のLLSAWに対してK2=11.8%が得られ,さらに,TEモード光と強い相互作用が得られることを理論的に明らかにした.光回折特性の解析により,最大で73%の回折効率が得られた.