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[10a-Z12-9] フラグメント分子軌道法と分子動力学法を用いたSARS-Cov-2メインプロテアーゼ-N3阻害剤間の相互作用解析
キーワード:フラグメント分子軌道法, 分子動力学シミュレーション, 新型コロナウイルス
現在、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスSARS-CoV-2、そのメインプロテアーゼとペプチド様の阻害剤N3の相互作用解析をMDシミュレーションとの連携させたFMO計算で行いました。結果として、N3の部分構造と相互作用する重要なアミノ酸群を特定しましたが、構造揺らぎにより相対的な重要度が変化することを見出しました。当日はこれらの詳細についてご報告します。