2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[10a-Z12-1~11] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2020年9月10日(木) 08:30 〜 11:30 Z12

大城 敬人(阪大)、柳 至(日立中研)

10:45 〜 11:00

[10a-Z12-9] フラグメント分子軌道法と分子動力学法を用いたSARS-Cov-2メインプロテアーゼ-N3阻害剤間の相互作用解析

畑田 崚1、奥脇 弘次1、秋澤 和輝1、望月 祐志1,2、半田 佑磨3、福澤 薫3、古明地 勇人4、沖山 佳生5、田中 成典6 (1.立教大理、2.東大生研、3.星薬科大、4.産総研、5.国立医薬品食品衛生研、6.神戸大院シス情)

キーワード:フラグメント分子軌道法, 分子動力学シミュレーション, 新型コロナウイルス

現在、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスSARS-CoV-2、そのメインプロテアーゼとペプチド様の阻害剤N3の相互作用解析をMDシミュレーションとの連携させたFMO計算で行いました。結果として、N3の部分構造と相互作用する重要なアミノ酸群を特定しましたが、構造揺らぎにより相対的な重要度が変化することを見出しました。当日はこれらの詳細についてご報告します。