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[10a-Z14-8] 広視野・高感度蛍光板を用いた植物観察用オートラジオグラフィ技術
キーワード:蛍光板, オートラジオグラフィ, 植物イメージング
オートラジオグラフィ法は、トレーサーが生体内でどのように分布しているかを可視化する手法として、広く利用されいる。我々は、広視野かつ高感度で元素動態を観察できる撮影システムの開発を行っており、その現状を報告する。撮影視野は、200mm×200mm、サイアロン蛍光体を用いた蛍光板を新たに作製した。オオムギ中の鉄移行の初期過程を観察でき、十分な時間分解能でオートラジオグラフが撮影できることを確認した。