2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[10a-Z17-1~11] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2020年9月10日(木) 09:00 〜 12:00 Z17

岩長 祐伸(物材機構)、新ヶ谷 義隆(物材機構)

09:15 〜 09:30

[10a-Z17-2] 探針増強ラマン分光法によるグラフェンナノリボンの評価

〇(M2)杉岡 祥治1、豊内 秀一2、原 慎之介3、猪瀬 朋子1、平井 健二1、藤田 康彦4、田中 啓文3、雲林院 宏1,2 (1.北大電子研、2.ルーバン大学、3.九工大、4.東レリサーチセンター)

キーワード:探針増強ラマン散乱(TERS), グラフェンナノリボン(GNR), 銀ナノワイヤー

新たな配線材料として期待されているグラフェンナノリボン(GNR)は、鋼鉄の約100倍の機械的強度、熱的安定性、高い電気伝導度や電流密度耐性などを有している。本研究では、ナノ領域からの増強ラマン散乱を得る強力な手法である探針増強ラマン分光法(TERS)を用いて、化学的「アンジップ法」によって作製された上質なGNRの電子状態を評価し、アンジッピング過程の反応機構を明らかにすることを目的とする。