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△ [10a-Z18-1] 転写プリント法による通信波長帯量子ドット単一光子源のSi導波路上集積
キーワード:単一光子源, シリコンフォトニクス, 転写プリント法
Siフォトニクスを活用した量子光回路の構築は、大規模化・高機能化の観点から極めて有望である1。スケーラブルな光量子情報処理をSi上で実現する上で、決定論的に動作可能な固体量子光源の集積は重要な課題の1つである。そこで我々は、転写プリント法を用いた量子ドット(QD)光源2のSi上ハイブリッド集積を進めており、既に1.15 μm帯InAs/GaAs QDによるSi上単一光子源を実証している3。一方、Siフォトニクスの光機能を最大限活用するためには、同系における素子開発が成熟したO~Cバンドで発光するQDを用いることが望ましい4。そこで今回、同波長帯で発光するInAs/InP QD光源をSi-CMOS光回路上へ転写プリント法により集積し、単一光子発生と導波路伝搬の観測に成功したので報告する。